News Evernote広報@MM_morishita, TechWaveの@okappanを招いてPR勉強会を開催!
2011年12月22日
本日は、『企業のPR活動の始め方』について、evernote広報&アジャイルメディアの森下麻さんとTechWaveの本田さんのお二人を招いて勉強会を開いていただきました!
PRとはなに?
「誰に、何を伝えて、どうして欲しいのか?」
を常に考え、そのためにどうしたらいいのかを実践していく、発信していく作業。
何故のその人に伝えたいのか?をきちんと考えることから始まる。
だから、PRの向こう側にいるのは常に「ヒト」。
企業コミュニケーションにおける広告とPRの違い
広告主発信の情報なのか、媒体発信の情報なのかが決定的に違う点。
PRの想定効果とは
- 活動への認知度向上
- 第三者情報を通じた信頼回復
- 組織内モチベーションUP
- 関係者のロイヤリティ向上
- WebのSEO効果
- 掲載実績を用いた営業サポート
などが期待される。
コミュニケーション領域 広報・PRにおけるステークホルダー
主な活動領域
情報発信は変化するもの
広告・PR スタートアップフェーズ
注力すべきステークホルダー
活動概要
- 広報部門の現状確認
- 社内関係各所との連携体制確認
- 情報発信・メディア対応のインフラ整備
メディアプロモート注力フェーズ
注力すべきステークホルダー
- 業界担当メディア
- 生活・一般情報誌
- Webメディア
- ユーザー(企業・子供)
- 潜在ユーザー
活動概要
- コミュニケーション戦略立案
- メッセージ立案
- メディアプロモート活動
企業コミュニケーションにおける広告とPRの違い
より効果的な情報を発信するためにメディアが求める要素を紙しながら情報を作り出す。
メディアが求める7つの要素
- 実利要素(セールなど)
- 新規要素
- 季節性
- 実績要素
- 時流要素(震災、大統領選、オリンピックなど)
- 技術要素(新しい技術)
- 大成要素
これらの感覚を掴むためには、新聞か雑誌を読むことが重要。Webニュースはタームが短すぎる。
広報ツールの整備
記者マスタリスト作成・運用
ターゲット・メッセージをふまえ、各媒体カテゴリーごとに感心のある担当者を割り出し、リストを構築することで、リレーションを構築。
プレスツール
PUSH型でメディアとコンタクトを取り、御社の信頼性とニュースバリューを理解してもらうため、彼らに合わせた「メディア向け」資料を整理・作成
- 自分が何を喋れるのか
- 人物プロフィール
- 市場データ、アンケートデータ
- 顔写真
は必ず入れること。
リリース・取材対応
リリース作成・配信
コミュニケーション戦略立案
プレスリリース >
基本2ページ程度で、「Aは本日よりBします。」という形式で簡潔に伝える。
・出した主体が何か(会社概要、問い合わせ先、メール・番号・担当者名)
・右上にキーワード
森下さんは、数々の企業や団体のPRを担当されてきましたが、EvernoteのPRについてもお話を聞くことができました。まさに「誰に、何を伝えて、どうして欲しいのか?」ということが体現されていると感じました。Onlab側からは1期生から4期生まで、いくつかのチームが参加し、それぞれのフェーズに併せてPRをしていくヒントをいただきました。